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コールセンター応募時の職務経歴書の書き方とは?コツや見本を紹介

コールセンターの求人に応募する際、職務経歴書はどのように作成したらいいのでしょうか。
経歴・自己PRの書き方を解説するとともに、職務経歴書の見本を紹介します。

コールセンター応募時の職務経歴書の書き方とは?コツや見本を紹介

コールセンターの求人に応募する際、職務経歴書が必要な場合は、どのように作成したらいいのでしょうか。
ここでは、初めてコールセンターに応募する人や経験者、SVへ転職する人向けに、面接官にしっかりアピールできる自己PRの書き方のポイントやコツを解説します。また、オペレーター  応募用とSV応募用の職務経歴書の見本も掲載していますので、書く際の参考にしてください。

応募前に知っておきたいコールセンターの仕事内容

コールセンターへ応募する前に、コールセンターの仕事内容について知っておくことをおすすめします。職務経歴書にどのようなことを書けばいいのか、参考にしてみてください。

インバウンドとアウトバウンド

コールセンターの業務は、お客さまからのお問合せの電話  を受ける「インバウンド」と、営業電話などをかける「アウトバウンド」の2つに分類されます。いずれの業務でも、電話口で お客さまにわかりやすく説明することが求められるため、コミュニケーション能力やビジネスマナーを備えている必要があります。
とはいえ、入社後に基本的なコミュニケーションやビジネスマナーを学ぶ研修を用意しているコールセンターが多いため、未経験からでもはじめることが可能です。実際にコールセンターで勤務する人の7割が未経験から開始した人ですので、未経験者も積極的に応募できます。

インバウンドとアウトバウンドの仕事内容については、下記ページも参考にしてみてください。

コールセンターのインバウンド業務とは?仕事内容と特徴を解説

コールセンターのアウトバウンド業務とは?仕事内容と特徴を解説

オペレーターとSV(スーパーバイザー)

コールセンターには、電話対応をする「オペレーター」のほかに、オペレーターの育成やサポートをするSV(スーパーバイザー)と呼ばれる管理者が働いています。

オペレーターは、SVなどが作成した台本(トークスクリプト)をもとに、お客さまの対応をするため、入社したばかりでも、すぐに電話対応を開始することが可能です。時には、お客さまから厳しいご意見をいただくこともあり、慣れないうちは大変かもしれませんが、難しい  対応は、経験豊富なSVに対応を代わってもらえますので、安心してください。
入社したてのオペレーターは、日常的にSVからフォローやアドバイスをもらいながら仕事をするため、コミュニケーション能力やビジネススキルなどは業務の中で身につけられるでしょう。

オペレーターとSVの仕事内容については、下記ページも参考にしてみてください。

オペレーターとは?コールセンターの仕事内容を紹介

コールセンターのSV(スーパーバイザー)の仕事内容とは?

オペレーターの求人で職務経歴書を書くコツ

コールセンターでオペレーターとして働いたことのある経験者が転職する際には、下記のコツを押さえて職務経歴書を書きましょう。

実績やスキルを具体的に書く
今まで経験したコールセンター業務がインバウンドであれば「1日あたりの電話対応件数」、アウトバウンドであれば「成約率」などの実績を詳しく記載します。また、日頃どのようなことを心掛けて仕事をしてきたのかなどを具体的に記載すると、面接官に好印象を持ってもらえるはずです。
例えば、「お客さまの話をじっくり聞いて対応した結果、お客さまに感謝された」「対応がうまくいかなかったけれど、SVに相談したり自身で勉強したりしてスキルアップをした」といった経験を記載するのです。具体的な実務経験は面接官にもわかりやすく、好印象につながるでしょう。

研修経験や表彰実績、業務に関連した資格を書く
社内で受けた研修や、自発的に受けた研修があれば記載します。さらに、社内外のコンクールなどで表彰された実績があれば、良いアピールになるはずです。
ほかにも、「電話応対技能検定」「ビジネス実務マナー検定」といったコールセンター業務に関連する資格を取得していれば、今までの経験を裏づけられますので、記載することをおすすめします。

今までの経験を転職後にどう活かせるのかをアピールする
面接官は、職務経歴書の内容から、転職者の入社後の姿をイメージして採用選考を行います。会社へ貢献できるイメージを持ってもらえるよう、今までの経験をどのように活かせるのかをアピールしましょう。

オペレーター未経験者が職務経歴書を書くコツ

コールセンター未経験の人が職務経歴書を作成する場合、経験がないことをカバーするために、熱意が伝わる志望動機を書く必要があります。表計算やデータ管理などをするExcelや、書類作成などをするWordといったオフィスソフトの使用経験や、店舗や会社での接客対応の経験があれば、関連する職種を記載しましょう。オフィスワークが初めてであれば、学業やアルバイトなどの経験で得たスキルを、具体的なエピソードを交えて記載することをおすすめします。

なお、コールセンターのオペレーター求人には、応募書類に職務経歴書がないことが多いため、オフィスワークやコールセンターでの経験がなくても問題ありません。
アルティウスリンクが運営する求人サイト「エボジョブ」でのオペレーター求人も職務経歴書は不要ですので、お気軽にご応募ください。

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SVの求人で職務経歴書を書くコツ

SVが転職する際に職務経歴書を書く場合は、「マネジメントの規模」「経験した業務領域」「組織改善の実績」などを記載してください。それでは、具体的な内容を見ていきましょう。

マネジメントでどのくらいの規模の経験があるか書く

スーパーバイザーとしての管理能力を伝えるためには、今までマネジメントしたチームの規模を記載します。「何人のオペレーターをマネジメントしたのか」「何ブースの組織を束ねたのか」など、具体的な数字で記載することがポイントです。また、新人育成の経験があれば、何人育成したのかも記載しておくといいでしょう。

<マネジメント規模の記載例>

  • マネジメント:約◯人、ブース数◯
  • 人材育成、新人教育:約◯人/月

経験した業務領域を具体的に書く

SVの業務範囲は多岐にわたります。どのような業務を経験したことがあるのかを具体的に書くようにしましょう。
下記の例を参考にしてください。

<経験した業務領域の記載例>

  • オペレーターのシフト調整
  • 報告書作成
  • マニュアルの作成、更新
  • クライアントとの折衝(実施報告、提案など)
  • 収益、案件管理

組織改善の実績を書く

サービスの品質向上に取り組んだ、オペレーターのモチベーションを向上させる取り組みをしたといった組織改善に向けた取り組みや実績があれば、具体的に記載します。どのように企画し、実現し、どのような成果があったかを書くと、面接官に今までの実績が伝わりやすくなります。

<組織改善実績の記載例>

お客さまに、よりわかりやすい説明ができるよう、台本(トークスクリプト)を改善しました。経験が浅いオペレーターの多くが、お客さまに理解していただくまでに時間を要しており、改善が必要と感じたからです。
オペレーターに話を聞き、改善すべき項目を洗い出した上で、台本を変更しました。その結果、お客さま満足度が上昇し、クライアント企業様からも高評価をいただくことができました。

オペレーター経験者のSV応募では、志望動機や熱意をしっかり書く

オペレーターの経験を経てSVにチャレンジする人は、「なぜSVの仕事をしたいのか」「これまでの経験をどのように役立てられるか」を記載し、熱意をアピールするようにしましょう。今までの経験の中で、お客さまに喜ばれたエピソードなどの成功体験や心掛けていたことなどを盛り込むと、よりSVを志望する熱意が伝えられるはずです。

<SV未経験者の自己PR記載例>

携帯電話会社のコールセンターにて、新規申込や契約変更などのお問合せ業務を3年担当しておりました。常にお客さまにわかりやすい説明をするよう努めていた結果、お客さまからは「話をしっかり聞いてくれてありがとう」などのコメントをいただき、時には「◯◯さんはいますか?」と指名でお電話をいただくこともあり、オペレーターとしての自信につながりました。
これからは、今まで培った経験やスキルを活かして、新人育成などを行うSVにチャレンジしたいと考えております。チームのオペレーター同士の情報共有や協力を促し、目標を達成するSVを目指します。

コールセンター求人へ応募する際の職務経歴書の見本

それでは、オペレーター求人とSV求人に応募する際の、職務経歴書の見本を紹介します。
見本を参考にして、自分自身の職務経歴書を作ってみましょう。

オペレーター求人用の職務経歴書の見本

SV求人用の職務経歴書の見本

職務経歴書を提出する前のチェックポイント

職務経歴書が書き終わったら、必ず内容をチェックするようにしてください。
提出前にチェックするポイントは下記の3つです。

ポイント1 誤字脱字はないか

職務経歴書に誤字脱字があると、面接担当者にマイナスの印象を与えてしまいますので、間違いのないようにしてください。誰でも書き間違いをしてしまう可能性はありますので、書類ができ出来上がったら、印刷をして誤字脱字のチェックをするようにしましょう。
自分で書いた文章は、さらっと読んだだけでは間違いを見つけにくいものです。印刷した文章を声に出して読み上げてみると、間違いが見つけやすくなります。

ポイント2 わかりやすい文章とレイアウトになっているか

職務経歴書の文章に、さまざまな要素を詰め込みすぎていないでしょうか。まだ会ったことのない面接担当者に、自身の職務経歴や志望動機を正確に伝えるには、できるだけ簡潔な文章を載せなくてはいけません。わかりやすい文章か、1文が長くなっていないかなどを心掛けてください。
また、レイアウトにも工夫が必要です。読みにくいレイアウトですと、面接担当者は読むのに時間がかかり、マイナスの印象を持ってしまいます。フォントや文字サイズはそろえ、表などを使ってレイアウトを工夫すると、ぐっと読みやすくなるでしょう。

ポイント3 具体的に記載できているか

職務経歴書を受け取った面接官は、書かれた内容から応募者がどのような人なのかを理解しようとします。ですので、職務経歴書はできるだけ具体的に書いてください。
「成果を上げました」とだけ書いてあった場合、面接官はどのくらいの成果だったのか、昨年に比べて成果は上がったのか下がったのかなどがわからず、判断に苦しみます。数字で表せる場合は「目標達成率◯◯%」「昨年比◯%」などと記載し、明確に伝えてください。数字で表せない「お客さまに感謝された」といった内容であれば、「お客さまに◯◯と言われて感謝された」というように、具体的にどのように感謝されたのかを記載すると、面接官にも内容がよく伝わるはずです。

職務経歴書の準備ができたらエボジョブで応募してみよう

職務経歴書は、志望動機や実績・スキルなどをわかりやすく書くことがポイントです。面接官に、役に立つ人材であることを理解してもらうために、熟考して書類作成するようにしましょう。

コールセンターの求人を探すのであれば、アルティウスリンクが運営する求人サイト「エボジョブ」がおすすめです。エボジョブには、豊富な求人が掲載されており、オペレーターの求人でしたら、職務経歴書が必要ない場合もありますので、お気軽にご応募ください。

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記事監修

赤木 学

・役職:部長
・在社期間:19年
・経歴:2002年にアルティウスリンクに入社。コールセンター管理者を経て、現在採用部門の担当へ。
・コメント:アルティウスリンクではオペレーター未経験の方もたくさん活躍しています。まずはお気軽にご相談ください。私たちがしっかりサポートします。

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