仕事を辞めたいと思ったら、一度冷静になって原因を考えてみることが大切です。コールセンターでよくある辞めたい理由と、対処法について解説します。
どのような仕事をしていても、「辞めたい」と思うことはあるものです。しかし、突発的に辞めてしまうのではなく、一度冷静になって原因を考えてみることが大切です。辞めたい原因を整理すると、「やっぱり続けられそう」と思い直したり、「転職活動をしよう」と気持ちが固まったりと、十分に納得してから次の行動に移れるでしょう。
そこで今回は、コールセンターでよくある辞めたい理由と、対処法について解説します。
コールセンターを辞めたい理由は、人それぞれです。ここでは、よく挙げられる辞めたい理由をご紹介しましょう。
コールセンターは、高時給で人気の職種です。しかし、職場によっては、業務が忙しすぎるといった理由で、仕事量と給与が見合っていないと感じることがあるかもしれません。また、真面目に仕事をしているにもかかわらず、評価されていないと感じると、モチベーションが保てなくなることもあるでしょう。
コールセンターには、数十〜1,000人程のオペレーター が在籍し、10〜60代と幅広い年代の人が集まることが一般的です。このように、多くの人が集まる職場では、どうしても相性があわない人は出てきてしまいます。もし、それが上司となるSV(スーパーバイザー)や先輩となると、大きなストレスになってしまうかもしれません。
また、オフィスが暗かったり、閉塞感があったりすると、仕事へのモチベーションを削がれてしまう可能性があります。オペレーターは基本的にパソコンの前に座って仕事をするため、休憩以外に席を立つことはありません。そのため、リフレッシュする休憩室などが充実していない職場では、仕事のメリハリが作りにくく、働きにくいと感じてしまうこともあるでしょう。
コールセンターでは、お客さまから厳しいご意見をいただくことがあります。お客さまからいただいたご意見を解決できない、もしくはうまく対応ができないと、気持ちが落ち込んでしまうこともあるでしょう。
特に、理不尽に罵倒されてしまった、長時間にわたって厳しいご指摘を受けたというときには、気持ちが折れて辞めたくなってしまうこともあるかもしれません。
テレアポなどの営業電話をかけるアウトバウンドでは、受注件数やアポイント数などの個人目標が設定されることが多いです。お客さまから「必要ない」などと断られることが続いて、思うように目標達成ができなかったとき、「この仕事は自分には向いていないのでは」と感じて、辞めたくなってしまうかもしれません。
アウトバウンドの詳しい内容については、下記のページを参考にしてください。
コールセンターのアウトバウンド業務とは?仕事内容と特徴を解説
コールセンターの仕事は、基本的には台本(トークスクリプト)に沿って会話を進めれば、お客さま対応が完了できるようになっています。未経験で慣れないうちは、台本があることで安心して対応できるでしょう。しかし、「1日に何度も同じような対応を繰り返しているのでは」と感じてしまうと、次第に仕事が飽きてきてしまうかもしれません。
もちろん、会話をするお客さまは毎回異なり、そのお問合せ内容も違います。しかし、大きな変化がなく淡々と仕事をこなしていると、仕事のモチベーションが上がらなくなってしまうことも考えられます。
コールセンターを辞めたくなったときには、どのような対処法があるのでしょうか。いくつかの方法をご紹介します。
給与や待遇に対してどうしても満足いかない場合は、転職をしなければ改善は難しいかもしれません。まずは、さらに時給が高いコールセンターの求人を探してみる方法があります。また、正社員の求人にチャレンジしてみるのもおすすめです。
正社員の求人は、下記ページをご覧ください。
正社員の求人情報
仕事に行き詰まったときには、ストレッチなどをして体を動かすといいリフレッシュになります。席に座ったまま体を伸ばすだけでも、気持ちも頭もスッキリするのでおすすめです。
また、休憩時に、同僚と積極的に会話をする、外に出て散歩をするのも効果的です。さまざまなリフレッシュ方法を試すことで、仕事のモチベーションが上がる可能性があります。
「仕事に行くのがつらい」など、精神的に疲れてしまったときは、積極的に休みが取れるように余裕あるシフトで働くようにしましょう 。仕事のことは忘れて、気持ちをリフレッシュするのが第一です。休むことで、気持ちがリセットできるかもしれません。
お客さまから厳しい意見をもらって気持ちが落ちてしまうことはよくあることです。一人で抱え込まずに、SVや同僚に相談するといい解決法が見つかるかもしれません。
また、目標の達成が難しいようであれば、SVに相談してみましょう。適切な目標設定になっていなければ、目標自体を調整する必要があります。相談するときは、「◯件であれば達成できる」など、現実的に達成できそうな数値とともに、SVに伝えることをおすすめします。
SVの詳しい内容については、下記のページを参考にしてください。
コールセンターのSV(スーパーバイザー)の仕事内容とは?
時給をより高くしたいときには、資格の取得がおすすめです。資格があれば自己アピールがしやすく、キャリアアップや転職で有利になるからです。
コールセンター関連の資格には「コンタクトセンター検定試験」があります。パソコン関係の資格では、Word、Excelなどの基本操作ができることを証明する「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」がいいでしょう。コールセンターだけでなく、オフィスワーク全般の職種で役に立つ資格です。
また、資格を取るという目標ができると、日々の業務にも張り合いが出て、仕事の自信にもつながる効果もあります。
コールセンターで身につけたお客さま対応スキルやビジネススキルがあれば、さまざまな職種でも優遇される可能性は高いです。ここからは、コールセンターでの経験が活かせる職種をいくつかご紹介します。
事務職の中でも営業事務は、お客さまからかかってきた電話の一次対応や資料作成がメインの仕事となります。コールセンターでの経験があれば、電話対応にもパソコン操作にも慣れていることから、与えられた仕事を遂行することができるでしょう。
データ入力は、アンケートや議事録といった音声データをパソコンに入力する仕事のため、コールセンターでの経験が活かせます。基本的には一人で黙々と作業をする仕事のため、タイピングができれば問題ありませんが、正確かつ素早く入力できることが求められます。
コールセンターで身についたコミュニケーション力は、飲食店のホールスタッフ、アパレルショップの販売員、ホテルのフロントなどの接客業でも活かせます。お客さまへの適切な対応、お客さまに寄り添った気配りができれば、求人元から歓迎されるでしょう。
コールセンターでの仕事を続けて、さらに時給を上げたい、スキルを身につけたい方は、SVにチャレンジしてみましょう。SVの仕事は、現場オペレーターの教育やフォローなどでマネジメント能力を身につけられるだけでなく、オペレーターの成長を直に感じられるといったやりがいもあります。
SVの詳しい内容については、下記のページを参考にしてください。
コールセンターのSV(スーパーバイザー)の仕事内容とは?
今の職場がつらくて辞めたいと思っても、まずは冷静に原因を考えてみることが大切です。原因を解消できるように対処しても解決しなければ、今の職場で我慢を続けず、思い切って転職をするのもひとつの方法です。
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・役職:部長
・在社期間:19年
・経歴:2002年にアルティウスリンクに入社。コールセンター管理者を経て、現在採用部門の担当へ。
・コメント:アルティウスリンクではオペレーター未経験の方もたくさん活躍しています。まずはお気軽にご相談ください。私たちがしっかりサポートします。